■アフターブレンドへのこだわり
究極を求めて行き着いたアフターブレンド。
少し前までは、ブレンド珈琲といえば「アフターブレンド」が当然でした。
ところが、アフターブレンドは大変な手間と高度な技術が必要となります。珈琲業界では大量生産、大量販売、価格競争を進めてきた結果、いまでは「プレミックス」が主流となっています。
プレミックスでは、あらかじめ調合した生豆を一緒にまとめて焙煎するため、生豆の個性が引き出されることなく大味な仕上がりとなってしまいます。
これに対してアフターブレンドでは、生豆の産地や種類、収穫や貯蔵の状態などに合わせて、ひと種類ずつ丁寧に最適な焙煎を行い、生豆本来の持ち味と特性をじっくりと引き出していきます。
しかも、ブレンドしたときの調和を想い描きながら、微妙に温度や時間を調節し、絶妙な焙煎具合に仕上げるのが珈琲職人の腕とされているのです。
究極の珈琲をめざす「贅沢珈琲 行麿ブレンド」が、アフターブレンドにこだわるのは、こうした理由があるからです。
今回の「贅沢珈琲 行麿ブレンド」では、マイルド珈琲の代表格であるコロンビアとタンザニアで、しっかりとしたボディーをつくり、エレガントな香りのグァテマラに柔らかく際立つ芳香を求め、さわやかな苦味のブラジルサントスとマンデリンで、伸びのある深い味に仕上げています。
珈琲を愛する職人たちの想いを、じっくりと味わってください。
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